ヤフー、1300万通のメールを消失、メール転送処理の失敗で16万IDに影響

http://bcnranking.jp/news/0710/071010_8618.html

Yahoo!メールの利用者のうち、転送設定をしているユーザーが受信した一部のメールが消失したもので、9月5日14時35分-10月4日15時35分の間で発生した。転送設定をしている場合、メールボックスにはメールが残らない仕様になっているため、当該のメールはユーザーが一度も読まないままサーバーから消えてしまっており、復旧できないことも判明しているという。

電子メールは、社会のインフラと言っても過言ではない状態になっていますから、この種のトラブルは深刻なものとして捉え、再発防止策を徹底する必要があるでしょう。
再送、復元できるメールばかりではなく、時には人の人生、運命すら左右しかねない、ということを、担当者は肝に銘じるべきです。
メールのバックアップは、あまりにも量が多いこともあって、ほとんどとっていない、というのが、各プロバイダ等の取り扱いではないか、と思いますが、こういった事故に備えて、長期は無理でも一定期間は残しておく(「一定」をどこで設定するかは問題ですが)、ということも、検討の余地がありそうです。