Facebook、法人向けサービス「Facebook at Work」のパイロット運用を開始

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/011500166/?ST=system

Facebook at Workのヘルプページによると、Facebook at Workでは、個人のFacebookアカウントとは別に仕事用アカウントを設定し、Facebookの機能を使って同僚とやりとりできる。仕事に関するニュースや情報をニュースフィードで確認するほか、グループを作成して共同作業を進めたり、1対1あるいはグループ内でチャットしたりできる。
仕事用アカウントを通じて共有したコンテンツは、社内のユーザーのみに表示される。共有コンテンツを閲覧可能なユーザーを個別に指定することも可能。
Facebook at Workで仕事用アカウントを設定するには、会社がFacebook at Workに登録している必要がある。

従来、Facebookを使っていると、多くのユーザーはパーソナルな使い方をしていてそれで閉じた組織内の物事を取り扱うことは困難でしたし、仕事で使うのであれば別のSNS(例えばリンクトイン)や各種グループウェア等を使うということで対応していましたが、Facebookに慣れている以上、仕事についても切り分けて使えれば確かに便利な面はあると思われ、これは注目されるサービスであると思います。
Facebookユーザーの伸び悩み、頭打ちが言われている折でもあり、こうした「ビジネス利用」を広げることで、より多くの利用者を取り込むとともに、有料課金による収益源としたいという狙いがあるのでしょう。
日本でも、おそらくサービスが提供されることになると予想されますが、その場合、どこまで利用されるのか注目されるものがあります。情報がFacebookに筒抜けになることを嫌ったり危惧する組織は少なくないのではないかと推測され、中小規模の組織を中心として一定の利用を見ることになるかもしれません。