「茜雲 日航機御巣鷹山墜落事故遺族の30年」

 

今年で日航機墜落事故から38年ですが、本書は30年の時点で出たもので、買ったまま通読までしていなかったので、最近、通読しました。

犠牲者のご遺族が、それぞれの思いを綴り、年月が経っても、亡くなった方々への思いや残念さ、無念さが決して風化することはないということを、改めて強く感じました。

ご遺族、関係者の緩やかに連帯した動きが、事故の再発防止や原因究明へ向けた大きな力になってきたことも紹介されていて、この事故について学ぶ上で必読であることを感じました。通読できる機会が持てて良かったと感じています。