【話の肖像画】御巣鷹山と生きて25年 美谷島邦子(上)(中)(下)

http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/100803/dst1008030317003-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/100804/dst1008040311000-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/100805/dst1008050306000-n1.htm

−−あれから25年。健ちゃんが生きていると、34歳です
美谷島 その姿は私には想像できない。私の作ったマドレーヌをほおばり、足元にまといついてくる9歳のままの健でしかない。

美谷島 大幅な人員削減などの合理化で混乱は生じないのか。事故だけは起こしてほしくない。520人の犠牲者を出したあの事故を風化させないためにも日航は存続しなければならない。御巣鷹(おすたか)山も見ている。

間もなく、あの事故から25年になりますが、美谷島氏による、刑事責任追及よりも原因究明、再発防止をという提言は傾聴に値しますね。
「520人の犠牲者を出したあの事故を風化させないためにも日航は存続しなければならない。」という言葉の持つ重い意味を、日航関係者はかみしめる必要があるでしょう。
健ちゃんの肉体は滅んでも、その魂は脈々と生きている、この母とともに、という印象を強く持ちました。