東京のタクシーも全面禁煙 来年1月に3万4000台

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200708030209.html

東京都内に営業所がある三百八十九のタクシー会社でつくる東京乗用旅客自動車協会の臨時理事会が三日、都内で開かれ、富田昌孝会長(日の丸交通社長)が加盟社の全車両約三万四千台について来年一月七日をめどに全面禁煙化を提案し、満場一致で了承された。
都内の個人タクシー(約一万八千台)でつくる業界団体にも協力を要請する方針。東京都内のタクシー車両数は全国で最も多く、各地の禁煙化の動きにさらに弾みがつきそうだ。

私は一切喫煙しないので、この流れは大歓迎ですね。タクシー運転手への悪影響だけでなく、後に乗った客も、残存するタバコの煙や臭いで迷惑しますから、全面禁煙は当然のことだと思います。朝、急いでいるときに自宅からタクシーに乗って、前に乗った客のタバコの煙の臭いがすると、1日のスタートがタバコの煙で始まってうんざりしますが、今後は、そういった不快な思いをせずに済みます。
個人タクシー業界が追随するかが問題ですが、追随しなければ、非喫煙者は個人タクシーに乗らなくなるでしょう。
私が住んでいるマンションでも、室内で吸うと家族に嫌がられるせいか、ベランダで喫煙する人がいて、他の居住者から、煙が漂ってきて迷惑であるとか、吸い殻が落ちてきてベランダに転がっていた、といった苦情が出ています。そこまでして吸いたいか、と、吸わない立場からは思います。覚せい剤等も、何度摘発されても服役しても、やめられない常習者が少なくありませんが、タバコも同様ということでしょう。
タバコを吸って良いことなど何もない以上、喫煙者は、開き直ったり理由にもならない理由を付けて正当化したりせず、いつまでもタバコにしがみつくことなく禁煙の努力をすべきではないかと思います。