アルプスで5000年前に殺人?=「アイスマン」、矢を受け致命傷−CTで確認

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070616-00000037-jij-soci

アイスマンは、海抜3210メートルのイタリア・オーストリア国境のエッツ谷で、登山者によって発見された。40代ぐらいの男性とみられ、新石器時代の人類の身体状態や暮らしぶりを探る手掛かりとして、研究者の注目を集めてきた。
死因をめぐっては、極度の疲れや心臓発作、脳卒中など、さまざまな見方があったが、オーストリアの研究チームが2001年、X線写真撮影で左肩内部に石でできた長さ約2センチのやじりがあるのを発見したと発表。今回、コンピューター断層撮影装置(CT)で動脈の傷が詳細に分析され、命取りになったことが確認された。 

アイスマン」については、以前、

5000年前の男―解明された凍結ミイラの謎 (文春文庫)

5000年前の男―解明された凍結ミイラの謎 (文春文庫)

を購入して読んだことがあり(拾い読み程度だったので、改めてきっちりと読みたいと思っていますが)、興味を持っていました。上記の本が出た後に、さらに研究が進んでいるようで、最新の研究結果を紹介した本があれば読んでみたいと思っています。
一体の遺体から、様々な情報がわかるものであり、これは、現代の法医学にも通じるものでしょう。
今後、なぜアイスマンが上記のような非業の死を遂げたのか、までが解明されると、ますますおもしろいと思いました。