謎の土葬からハンセン病菌 江戸期人骨でDNA検出

http://sankei.jp.msn.com/life/news/120623/bdy12062316060002-n1.htm

鈴木室長らは、千葉県木更津市の俵ケ谷遺跡と神奈川県茅ケ崎市の臼久保遺跡の鍋かぶり葬で出土した江戸時代の人骨のうち、病変らしい痕跡がある鼻腔などの骨をわずかに削り採取。

今夜のNHKスペシャルでも、古代エジプト人の骨を分析し骨粗鬆症であることが判明した様子などが紹介されていましたが、こうした「古病理学」では、当時の人々の生活や健康状態を様々に解明することができ、私も、以前から興味を持っていて、その関係の本も何冊か読んだことがあります。今の我々は、人類の長い歴史の積み重ねの上にあり、過去の人々の姿を、こうして実証的に知ることは、過去を振り返るだけでなく今後の人類の姿、在り方を考えることにもつながるでしょう。
こういった分野の研究が活発に行われて進み、その成果を、一般の我々にも広く知らしめてもらいたいものだと感じました。