http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070327-175956.html
母親はこれまでにも、男児を家に残したまま夜間に働きに出ていたが、男児がけがなどをしたことはなく、地検は「男児の生命、身体に危険が及ぶという認識は薄かった」と判断した。
以前、
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20070219#1171861490
でコメントしたように、成立を問題にすべきは、保護責任者遺棄罪ではなく、むしろ、重過失致死罪ではないか、と思いますが、起訴猶予という処分自体は、本件の内容(母親も、かなり批判はされましたが、報道によると、日頃から育児を怠りネグレクト状態にある、といったことまではなかったようです)からすると妥当なものと言えるかもしれません(起訴するかどうかの判断に迷った際には、重くして失敗することは避けるべきです)。