http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200703200057.html
事務官は「昨年１０月ごろから多数回やった。仕事のストレスを解消するためだった」と容疑を認めているという。
最近、ある事件の関係で、ある地検である検事と話をする機会がありましたが、相当ストレスがたまっているのか、感情のコントロールもやや効かなくなっているようで、事件関係でやってきた弁護士相手に、こういう状態で大丈夫だろうか、と、他人事ながら危惧されました。
私がいたころから、「検事は備品、事務官は消耗品」という有様で、メンタルヘルスなど無頓着、地位が上がれば上がるほど上にはへつらい下には威張る、という、至って職場環境が劣悪な組織でしたが、多少は改善を試みないと、今後もこういった職員（そういえば庁内で切腹して死のうとして死ねなかった検事もいましたね）が出続けるでしょう。
検察庁をやめて６年半あまり経ちましたが、検察庁にいた時にはあり得なかったほど身体の調子が良く、あの環境は自分には本当に合っていなかったんだな、あのまま続けていたら、今頃、病気になったり、下手すると死んでいたかもしれないな、と思います。
検察庁にいて、心身の調子が良くない人は、思い切って辞めてみるのも一計かもしれません。
