大阪地検の検事が割腹自殺図る、庁舎内の執務室で

http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20061211p401.htm

検事を知る関係者は「まじめなタイプで、どうしてこんなことになったのか分からない」と話した。

なぜ、このようなことになったのか、よくわかりませんが、検察庁内で自殺を図る、というのは、かなり思い詰めた上でのことと推察されます。職員のメンタルヘルスについて、見直したほうがよいでしょう。>検察庁
気の毒だとは思いますが、刃物を自殺に使うために所持する、というのは、正当な理由があるとは言えませんから、刃物の形状にもよりますが、銃刀法違反に該当する可能性が高いと思います。銃刀法違反が成立するのであれば、きちんと立件し、刑事処分を決めるべきでしょう。

追記:

自殺未遂:検事が割腹 大阪地検の取調室で 仕事に悩み?
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20061212k0000m040073000c.html

によると、

遺書らしきものには、仕事で悩みを抱えていたとみられる内容が書かれているという。

とありますから、自殺を図ったことは事実なのでしょう。ただ、検察庁内という場所を敢えて選択し、しかも、割腹という、自殺の方法としてはかなり成功の見込みが低いものによっている、というところに、この検事の精神状態を推測する鍵があるような気がします。