NHK解説委員の「自殺」 なぜ局内を選んだのか

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100812-00000004-jct-soci

一般論として、自殺を図る際に場所として職場を選ぶ心理状態には、何か意味があるのだろうか。
ある産業カウンセラーに話をきくと、「統計的な数字はもっていませんが、職場での自殺は珍しくないと思います」とのことだった。自殺の場所として職場を選ぶ場合にみられる傾向のようなものはあるのか、との質問に対しては、「個々のケースで異なるため、一概には言えない」との答えだった。

私が知っている例としては、過去に、札幌地検内で副検事が首つり自殺したことがあり、また、大阪地検内で検事が割腹自殺未遂に及んだことがあります。

大阪地検の検事が割腹自殺図る、庁舎内の執務室で
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20061212#1165852579

私が思い浮かぶだけでも2例あるので、職場での自殺というのは、珍しいことではないでしょう。
NHK解説委員室副委員長ともなると、順風満帆の人生のように見えますが、人知れぬ悩みがあったのかもしれません。自殺者が、毎年、高止まりしている現状の下、NHKとしても、今後、さらに自殺対策について、幅広く取材し紹介してもらいたいものです。