岐阜県職員が裏金400万燃やす、個人など2億円保管

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060803i317.htm

約2億2700万円が職員組合の預金口座にプールされ、残り約2億1400万円は各課や個人が保管していた。

この約500万円のうち400万円は、問題の発覚前に県教委の職員の1人が焼却処分にした。知事部局では、98年から2001年にかけて総額約100万円を、2人の職員が焼却したり、3人が事務所のごみに混ぜて捨てたりしたという。「担当者が何らかの理由で、保管しきれなくなり、苦悩の末に処分したとみられる」(原正之副知事)という。
各課や個人から約1億円が返還されたが、県は今後、弁護士による「検討委員会」と連携して全容解明にあたる。

庁舎全体が、裏金の隠し金庫状態、職員全体が裏金に群がるシロアリ状態だったと言っても過言ではないでしょう。それにしても、苦し紛れとはいえ、合計500万円もの大金を燃やしたり捨てたりしたとは、愚かなことをしたものです。
公務員が、非人間的な仕打ちにじっと耐える代償、というものは、この辺にあったのかもしれません。