実直刑務官、裏の顔…大阪拘置所汚職

http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20060820p201.htm

容疑者は2003年12月、兵庫県宝塚市内に一戸建て住宅を購入、夫婦と子供2人で転居した。

近所の主婦は「体が大きく、いかつそうだが、連れ立って柔道の練習に行ったり、コンビニ店へ出かけたり、いつも子供と一緒にいるいいお父さん。暮らしぶりも派手な印象はなかった」と驚く。

公務員が自宅を購入し、住宅ローンが負担になり、経済的に苦しくなって、この種の犯罪に手を染める、というのは、ありがちなパターンですね。本件がそういった経緯によるものかはわかりませんが。
誰にもわからず、思いがけない金が手に出来、自分も家族も良い思いが出来る、もらってしまいたい、もらってしまえ、という、「悪魔のささやき」に屈するかどうかが、運命の分かれ目になります。
一旦、手を染めてしまえば、相手との間で共犯状態が生じ、場合によっては「ばらすぞ」といった脅迫も受けて、関係をずるずると断ち切れなくなる、ということも、よく起きます。
刑務所・拘置所職員のモラルが下がっている、という見方も可能かもしれません。