介護の妻を殺害、執行猶予判決の夫が自殺

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060131-00000303-yom-soci

自室には、殺害した妻の弟らにあてて「ごめんなさい」と書いた遺書が残されていた。

被告は、30年以上連れ添い、認知症の症状が現れた妻を一人で介護していたが、回復の見込みがないことに絶望し、昨年7月2日、自宅で妻の首をネクタイで絞めて窒息死させ、自殺しようとしたが死にきれず、同署に自首した。今月25日、名古屋地裁で有罪判決が言い渡され、同日、名古屋拘置所を出所していた。

結果論で物を言うべきではありませんが、この種の事件の場合、被告人が強い自責の念に駆られていて、それほど長期間ではなくても服役したほうが、罪を償ったという意識が持て、また、服役中に気持ちの整理もつく、という場合があります。
執行猶予を付けた裁判所の判断が間違っていたというつもりはありませんが、関係者にとっては悔いが残る結果になってしまいました。
亡くなった方のご冥福をお祈りしたいと思います。