弁護士不足が深刻 三沢など4市依然"空白"

http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/01/08/new06010811.htm

ボツネタ経由。青森県で登録している弁護士は、46名にとどまるんですね。
私の場合、当初、検事として10年余り働き、ドロップアウトした時には東京で生活の基盤ができていたので、東京で弁護士を細々とやっていますが、これから法曹として歩み出すのであれば、東京のような都会での開業ではなく、青森のように、需要と供給のバランスが、「供給不足」の方向に崩れている地方を目指す可能性が高いと思います。
どんな仕事でも言えることですが、需要と供給のバランスが、「供給過多」のほうに崩れている状況の中で、供給側に身を置くと、売上も上がらず利益もなかなか出ません。今後、弁護士が激増する時代に入り、弁護士業界全体としては、供給過多の方向へ流れて行くわけですから、その中で「供給不足」の状況を作り出してそこに身を置こうとすれば、
1 弁護士過疎地域へ行く
2 専門分野(特に、手掛ける弁護士が少ない分野)を「選択」し、そこに「集中」する(「選択と集中」)
のいずれかによるしかないと思います。