「たまたま目についた」 浪速姉妹殺害

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051220-00000032-san-soci

姉妹の父親の和男さん(56)は二十日、取材に、「心を病んだ人間を司法が甘やかして外へ出し、悲しい思いをする人が生み出される。そういうことをなくす世の中にしたい」と話した。

上記のような被害者ご遺族の談話を見ると、今後、少年犯罪厳罰化の動きが、さらに強まりそうな予感がします。
厳罰かどうか、という荒っぽい単純な議論ではなく、犯罪に対する応報という観点が置き去りにされていないか、可塑性がある少年の改善・更生に対する配慮があるか、将来の犯罪を実効的に抑止するに足りるものかどうか、などといった多角的な観点から、制度の見直しが行われるべきだと思います。