インフルエンザ薬:タミフルで異常行動死 少年2人

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051112k0000m040160000c.html

タミフルはスイス・ロシュ社が開発した。ウイルスの増殖を妨げ熱がある期間を1日程度縮める効果がある。国立感染症研究所の医師によると日本での年間販売量は1500万人分で、世界の8割以上を占める。

薬の添付文書には副作用として「異常行動」(自分の意思とは思えない行動)や「幻覚」などが起きる場合があると書かれている

深刻な副作用な生じる場合があるようです。記事で紹介されている実例は、非常に痛ましいですね。日本では多用されているということで、今後も要注意です。
この薬を使った場合、周囲の人が、異常行動等について注意することが不可欠でしょう。

追記:

タミフル服用後2少年が異常行動死、関連は?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051112-00000113-yom-soci

子どものインフルエンザに詳しい横田俊平・横浜市大大学院教授は「意識障害から来る異常行動は、インフルエンザによる脳炎・脳症の症状でもあり、発表された事例もそれに含まれるのではないか。タミフルの副作用とまでは言いきれない」と話している。

因果関係の認定には、なかなか微妙なところがあるようですね。
ただ、副作用の危険性が否定できない以上、それを念頭に置いて動くことは必要でしょう。