草なぎ 剛「淋しき泥酔」

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090427-00000002-aera-soci

飲酒行動に詳しい兵庫医療大学の磯博行教授はこう言う。
「集団で騒いで裸になるのは、学生でもよくありますが、一人というのは異常な行動。普段は平気な量でも、ストレスがかかった抑圧状態で酔いが急速に回ることはあり、まじめな人ほど起きやすい。半ば悪いとわかっていてやったのではないか。気の毒だが、彼の行動は社会的な自殺と言ってもいい」

私としては、社会的な自殺とまでは思いませんが、刑事事件を通じて飲酒下による問題行動を見てきた経験に照らすと、この種の行動に及ぶ人の多くはストレスが強かったり日頃の生活の中で悩みを抱えていたりして、酒に救いを求め溺れてしまって失敗している、という場合が多いのではないかという印象は持っています。
当分の間の活動停止期間を、後ろ向きではなく、むしろ前向きに捉えて、抱えている問題点について整理し、重荷になっているものの全部は無理としても重いものからいくつか降ろしてみる努力ということをやってみると良いのではないかと思いますね。