沖縄県警の文書が流出・捜査員名と携帯番号記載

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20050815STXKB065515082005.html

同県警によると、流出したのは捜査一課が12日に実施した誘拐事件訓練の実施計画書。訓練は非公開で行われたが、同市おもろまちの路上で14日、清掃活動をしていた女性が見つけて、地元放送局に届けたという。

上記の実施計画書もそうですが、警察や検察庁内部では、手がけている事件などの関係で、全容が一目でわかるように、チャート図を作成することがよくあります。関係者とか、それらの人々の相互関係などを、記号とか矢印とかでわかりやすく図示して、それを説明資料に使ったり、報告書に添付したりするわけです。
そして、そういうチャート図は、手軽に取り扱われる面があって、捜索(ガサ)に持って行って誤って落としてきたり、考え方が安易な捜査員からマスコミ関係者の手に渡ったりして、後日、問題になることがあります。
上記の実施計画書も、おそらく、関係者が持っていたものを誤って落としたか何かして、路上にあったのでしょう。