“裏ノート”7冊押収 橋梁談合で東京高検

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050606-00000158-kyodo-soci

廃棄するつもりで社外に持ち出し、5月23日からの一斉捜索では見つからなかったが、連絡の行き違いで処分されず残されていた。
高検は、談合の実態を示す重要証拠とみて分析を急いでいる。

こういうノートが見つかると、検事は本当にうれしいものです。正に「宝の山」です。逆に、見つからずにどこかに隠匿されている疑いが残ると、将来の公判で、被告人・弁護人側の「隠し球」になりかねないので、重大な脅威となります。
検察庁の関係者は、狂喜乱舞して、ますます士気が上がっていることでしょう。
証拠をきちんと残しつつ犯罪を犯すというのは、証拠を残さず犯罪を犯すより、はるかに良いこと(あくまで相対的に、しかも捜査機関から見て、ですが)です。

立ち入り直後「対策会議」 協議の詳細なメモ押収
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050606-00000095-kyodo-soci

高検は協議の詳細を記したメモを押収しており、独禁法違反(不当な取引制限)容疑で逮捕したメーカー11社の14容疑者を追及している。

もし、今度やるときは、絶対にメモを残すのはやめよう、と、東京拘置所の中で、悲痛な思いで追及されているかもしれません。