誘拐2時間後に殺害 男供述“殺意”あいまい

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050108-00000017-kyodo-soci

警察がマスコミにリークしたとしか思えない、詳細な被疑者供述が報道されていますが、計画性を否定し、犯行の衝動性を強調する内容で、こういった供述の信用性には慎重な評価が必要ではないかと強く感じています。
警察の取調べの弱点として、一応「自白」していると、客観的な状況と矛盾する供述があっても、きちんと追及せず放置する、といったことをやってしまう場合があるので、奈良地検は要注意でしょう。弁護士がこういうことを言ってはいけないのかもしれませんが。