書籍
歴史をつかむ技法(新潮新書) 作者:山本 博文 新潮社 Amazon 著者は、一昨年に惜しくも早世しましたが、歴史研究者として一般向けの著書も多数あり、私は以前から何冊か読んで親しんできただけに、早世をとても残念に思っています。 たまたまこの本を目にし…
ヒトラー 虚像の独裁者 (岩波新書) 作者:芝 健介 岩波書店 Amazon 政治の世界で、最近、話題になっていたヒトラーですが、最近出た本書がアマゾンのオーディブルでも聴けるようになって、移動中にコツコツ聴いて聴き通しました。 ヒトラーの生い立ちからその…
おもちゃ 河井案里との対話 (文春e-book) 作者:常井 健一 文藝春秋 Amazon 2019年参議院広島選挙区の河井派選挙違反事件は、当選した候補者本人と現職の衆議院議員であるその夫が逮捕、起訴され、ともに有罪となって確定し、本人は失職、夫は実刑で服役、被…
DX大全 2022 日経BP Amazon DX、DXと、あちらこちらで話題にのぼることが多い現状ですが、参加しているビジネス書の読書会で、これが課題図書になっていて、通読してみました。 私自身、DXへ向けての検討、採用、実行の現場に関わる機会がないので、今ひとつ…
真田信繁 幸村と呼ばれた男の真実 (角川選書) 作者:平山 優 KADOKAWA Amazon 2016年にNHK大河ドラマ「真田丸」が放映されていた当時にKindleで落としていたのですが、読めないままでいたのを、最近、大坂城関係の本を立て続けに読んでいて、これも読みたくな…
豊臣大坂城: 秀吉の築城・秀頼の平和・家康の攻略 (新潮選書) 作者:和比古, 笠谷,慶一, 黒田 新潮社 Amazon この本、2016年に読んだことがあったのですが、 yjochi.hatenadiary.com 最近、大坂城関係の本を読んでいて、また読みたくなり、再読してみました。…
大坂落城異聞――正史と稗史の狭間から 作者:高橋 敏 岩波書店 Amazon 大坂城関係の本を読んでおもしろくなり、前に買っていたこれを思い出し、引っ張り出して通読してみました。 著者は、大坂冬の陣、夏の陣の敗者である豊臣方に着目し、敗北後の動きに光を当…
大坂城全史 ──歴史と構造の謎を解く (ちくま新書) 作者:中村博司 筑摩書房 Amazon 先日、 yjochi.hatenadiary.com を読み、なかなかおもしろかったのですが、読んでいるうちに、上記の「大坂城全史」をちょっと読みかけてそのままになっていたことを思い出し…
大坂城 (新潮新書) 作者:北川 央 新潮社 Amazon 先月下旬、用事があって大阪へ行く機会があり、その際に、大阪歴史博物館へも行って高い場所からすぐ近くの大阪城を見ることもできて、改めて歴史上の大坂城に興味、関心が湧いてきて、これを読んでみました。…
人をあるく 高杉晋作と長州 作者:一坂 太郎 Audible Amazon オーディブルで聞くのに何かおもしろそうなものはないかと見ていたところこれがあり、車内で移動しながら聴いていたのですが、高杉晋作の生涯についてわかりやすくコンパクトに紹介されていた上、…
これからの日本の論点2022 日経大予測 (日本経済新聞出版) 日経BP Amazon 毎年出ていますが、2021年版から、身を入れて通読するようになり、最新版も昨年末に買っていたのを最近になって読んでみました。 日本経済新聞社の編集委員クラスの人々が、それぞれ…
将棋の子 (講談社文庫) 作者:大崎善生 講談社 Amazon 同じ著者の 聖の青春 (角川文庫) 作者:大崎 善生 KADOKAWA Amazon を読み、将棋の世界に興味を感じていたところ、「将棋の子かっこの存在も知って、読んでみました。 プロ棋士になるためには奨励会に入っ…
聖の青春 (角川文庫) 作者:大崎 善生 KADOKAWA Amazon 惜しくも早逝したプロ棋士の村山聖氏の評伝ですが、長く、読みたいと思いつつ読めずにいたのを、最近になってやっと読めました。今まで、幾多の評伝を読んできましたが、その中でもトップ3に入る、もし…
進化思考――生き残るコンセプトをつくる「変異と適応」 (海士の風) 作者:太刀川英輔 英治出版 Amazon 参加している読書会の課題図書になっていて、昨年中から読んでいたのですが、じっくりと読んでやっと読み終えました。なかなか深みのある、良い本でした。 …
フレンチの王道 シェ・イノの流儀 電子特別版 (文春新書) 作者:井上旭 文藝春秋 Amazon 著者は、惜しくも昨年に逝去した、日本におけるフランス料理の第一人者ですが、たまたまこの本の存在を知り、興味を感じて読んでみました。 私自身、いわゆるグルメには…
NHK大河ドラマ歴史ハンドブック 鎌倉殿の13人: 北条義時とその時代 (NHKシリーズ NHK大河ドラマ歴史ハンドブック) NHK出版 Amazon いよいよ新大河ドラマが始まりましたが、私は今年に入って3冊目の関連本でこれを読みました。 大河ドラマに即した、わかりや…
北条義時 鎌倉殿を補佐した二代目執権 (中公新書) 作者:岩田慎平 中央公論新社 Amazon 新年早々に、 鎌倉殿と執権北条氏 義時はいかに朝廷を乗り越えたか (NHK出版新書) 作者:坂井 孝一 NHK出版 Amazon をまず読んだのですが、2冊目として「北条義時 鎌倉…
鎌倉殿と執権北条氏: 義時はいかに朝廷を乗り越えたか (NHK出版新書 661) 作者:坂井 孝一 NHK出版 Amazon 今年のNHK大河ドラマは「鎌倉殿の13人」ですが、私自身、その後の室町、戦国時代については割とよく読んできたものの、鎌倉時代についてはあまり読ん…
ばらまき 河井夫妻大規模買収事件 全記録 (集英社学芸単行本) 作者:中国新聞「決別金権政治」取材班 集英社 Amazon 私自身が、この事件で関係者から相談の依頼を最初に受けたのが、一昨年のちょうど今頃で、この本を読みながら、その当時のことやその後のこ…
近代日本と軍部 1868-1945 (講談社現代新書) 作者:小林道彦 講談社 Amazon なかなか読めていなかったのが、アマゾンのオーディブルで出ていたので、移動中の車内で聴くようになり、これが結構長くて延々と聴いていたのですが、年末になってやっと聴…
クリスマスの殺人 クリスティー傑作選 作者:アガサ クリスティー 早川書房 Amazon アガサ・クリスティーは、以前、一時、読破しようと思って文庫本を買い集めていたこともありましたが、忙しさにかまけてなかなか読めずにいます。書店で、たまたまこれを見か…
NHKスペシャル ルポ 中高年ひきこもり 親亡き後の現実 (宝島社新書) 作者:NHKスペシャル取材班 宝島社 Amazon NHKスペシャルのほうは未視聴だったのですが、本が出たので先に読んでみました。番組は、オンデマンドなどで観られたら観たいと考えています。 こ…
児童養護施設 施設長 殺害事件 児童福祉制度の狭間に落ちた「子ども」たちの悲鳴 (中公新書ラクレ) 作者:大藪謙介,間野まりえ 中央公論新社 Amazon 書店でたまたま見かけ、この事件は印象に残っていたので読んでみました。NHK番組のほうはまだ観ていないので…
約束してくれないか、父さん: 希望、苦難、そして決意の日々 作者:ジョー・バイデン 早川書房 Amazon アメリカのバイデン大統領の著書ですが、新聞の書評で紹介されていたのを見て興味を感じ通読してみました。 バイデン氏の長男が、脳腫瘍で早世したことは…
外務省革新派 (中公新書) 作者:戸部 良一 中央公論新社 Amazon 戦前、戦中の昭和史に関する本を読んでいると、官僚の中に革新派という一群の人々がいて様々に活動していて、一度、そこにスポットライトを当てた本を読みたいと思っていたので、これを読んでみ…
ガラシャ (中世から近世へ) 作者:山田 貴司 平凡社 Amazon 細川ガラシャについては、これまで、 yjochi.hatenadiary.com yjochi.hatenadiary.com yjochi.hatenadiary.com といった本を読んで(聴いて)きて、また、明智光秀関係の本を読むと必然的に細川ガラ…
【副業から始める不動産投資】「戸建投資術」完全解説! 作者:まさどん Amazon 勉強と頭の体操のため、不動産投資関係の本はちょこちょこと読んでいるのですが、読んでいて感じるのは、中古の戸建投資というのは、ごく普通の人が手掛けるには有望な分野で、…
戦前日本のポピュリズム 日米戦争への道 (中公新書) 作者:筒井清忠 中央公論新社 Amazon 前からポピュリズムには興味、関心を持ちつつ、なかなか関連する本が読めずにいたのですが、先日の衆議院銀総選挙で日本維新の会が躍進し、維新がポピュリズム政党かど…
[最新版]まずはアパート一棟、買いなさい! 資金300万円から家賃年収1000万円を生み出す極意 作者:石原 博光 SBクリエイティブ Amazon 不動産投資の本は、勉強、頭の体操のために、目につき興味を感じたものを読むようにしているのですが、これもたまたま…
覚醒剤アンダーグラウンド 日本の覚醒剤流通の全てを知り尽くした男 作者:高木瑞穂 彩図社 Amazon 私自身、検察庁在籍当時は薬物事件を取り扱うことが多く、退職した時点では千葉地検の麻薬係検事で成田空港経由の密輸事件もいろいろと担当していました。ま…