没後120年 エミール・ガレ展 奇想のガラス作家

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ガレの没後120年を記念して開催される本展では、これまでの展覧会で紹介される機会が少なかった国内の個人コレクター所蔵の貴重な作品を中心に、ガラスの天才・ガレの足跡を紹介します。

これを見学し、会場で売っていた図録を買って読んでみたのですが、これがなかなか秀逸な内容でした。展示作品だけでなく、ガレの生涯や、各時期における具体的な活動が簡潔に紹介されていて、ガレの生涯において、どのような創作活動を行なっていったかが、知識のなかった私にもよく理解できました。ガレに興味があって、この展示を見なかった人は、図録だけでも入手して読んでみると理解が進むと思います。

この図録を基本に据えて、今後、ガレを見ていくことができ、その意味でも有益な見学になりました。