デザイン刷新の第10世代iPad、MacBook Airの対抗馬に

デザイン刷新の第10世代iPad、MacBook Airの対抗馬に|NIKKEI STYLE

オールスクリーンのデザインになり、Magic Keyboard Folioが登場したことで、エントリークラスの“無印iPad”も、ついにノートPCに代わるモバイルワークステーションとして選べる対象になった印象だ。つまり第10世代のiPadは「仕事に適したiPad」なのだ。

第10世代のiPadには、他のiPadにはない新機能が1つある。本体を横向きに構えた際に、フロントカメラの位置が上部フレームの中央になるようにレイアウトされているのだ。従来のiPadだと、本体を横向きに構えるとフロントカメラの位置が左右どちらかにずれてしまう。そのため、ビデオ通話の際に「カメラ目線」がやりにくかった。その点新しいiPadでは、ビデオ通話の相手に対して視線をまっすぐ合わせやすいので、カメラ映りがより自然になる。

シェアオフィスとかカフェなどを使って、そこでウェブミーティングをやることが多い人にとっては、iPadに純正キーボード、という組み合わせがかなり使いやすいでしょう。MacPCではApple Pencilが使えませんがiPadなら使えるのも便利です。メモがデジタルで取れるのは大きな強みになります。記事にあるように、カメラについて工夫がされているのも、ウェブミーティングが増えている現状を踏まえてのものでしょう。

私自身は、現状、事務所のMacPCで作業することが多く、iPadに純正キーボードという組み合わせはあくまでサブの位置付けですが、今後、上記のように、シェアオフィスとかカフェなどで作業、ミーティングという機会が増える執務環境になれば、メインで使うのはiPadと純正キーボードに変わり得るだろうなと感じるものがあります。

選択肢が増えていくのは良いことです。