「クレムリン秘密文書は語る 闇の日ソ関係史」

 

最近、

 

を読んでいたところ、「クレムリン秘密文書は語る」が紹介されていて、そう言えばきっちりと通読していなかったなと思い出して通読してみました。

ソ連崩壊後、程なくして出た本で、出た後にかなりの年月が経過していますが、外国勢力による国内政治勢力への資金提供、癒着という意味では古くて新しい問題を提示していて、その意味では古さを感じさせません。

事は左翼に限られたものではなく、自民党や保守陣営の関係者も、CIAなどから資金提供を受けていたと指摘されたこともあり、この問題は右、左に関わらない、幅広い問題と言うことができるでしょう。

書かれていることがどこまで真実か、ということはともかく、国を売る輩は、常に、我々のすぐ近くにいて何食わぬ顔で過ごしているということを、念頭に置いておく必要はあるでしょう。