「日韓激突ー「トランプ・ドミノ」が誘発する世界危機」

 

 最近、

 

 を読了したのですが、そういえば「日韓激突」のほうを、昨年、ちょっと読んで未読になっていたなと思い出し、遅ればせながら通読しました。

日韓問題については、論者により、論者自身の思想や思い込みが強く影響して偏った話になりがちですが、著者らは、現実的、実務的な観点で論じていて、その意味で参考になるものを感じました。

また、中東問題についても論が及んでいるのですが、親米である日本が外交上で果たすべき役割についても、親米と親中東諸国を両立させる難しさなども指摘しつつ、いろいろと踏み込んだ指摘がされていて、素人の私にとって、なかなか刺激的かつ参考になるものがありました。

こういった本を読んで、しがない弁護士でしかない私が何をどうするというわけでもありませんが、世の中の動きをより広い視野で見るために、こういった分野の読書も積み重ねていきたいと考えています。