「大江戸の飯と酒と女(朝日選書)」

 

大江戸の飯と酒と女 (朝日新書)

大江戸の飯と酒と女 (朝日新書)

 

 これを通読して知ったのは、江戸という大消費地を巡り、様々な食料品、サービスが大規模に提供される態勢が江戸期を通じて充実して行き、吉原や宿場町には遊興に興じることができる「女」も多数存在し、と、現在の日本とさして変わらない、人々の需要、欲求を満たせる社会が形成されていたということでした。

そういった江戸期があってこそ、明治維新を経た、その後の日本の繁栄、発展へとつながっていったということでしょう。

江戸期の日本社会を見る上で、参考になる情報が得られたと思いました。