「ホテル木町」仙台中心部で放置状態20年 部屋の所有者100人超

「ホテル木町」仙台中心部で放置状態20年 部屋の所有者100人超(河北新報) - Yahoo!ニュース

ホテル木町の現状は、都市部の一等地に立つ高層の建物が不良物件と化すリスクを浮き彫りにした。仙台市内では他にもマンションなど管理が行き届かなくなる建物が目に留まるようになった。関係者からは「どの物件も廃虚になり得る」と懸念の声が上がる。

こういった共同所有、区分所有の建物で、最も困った状態になるのは、こういうケースでしょうね。放置されることで廃墟化し、それをなんとかしようとするとお金もかかるので、ますます省みられなくなり廃墟化が進むという悪循環になりがちです。

再開発することで、再開発を主導する人や会社に利益がもたらされるような、うまい仕組みを作って(容積率とか税金面とかを工夫するなどして)、再開発が進むようにすることが、現実的な対策ではないかという気がします。

ボロボロになって、外壁が剥がれて落下するような状態になると危険極まりないので、そうならない前になんとかできる仕組みづくりが急務でしょう。