山手線新駅から読み解く品川再開発の行方 13ヘクタールに及ぶ大規模再開発の中核が明らかに

http://toyokeizai.net/articles/-/39267
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この新駅は、JR東日本が周辺で進めている再開発の中核となるものだ。新駅ができる場所は現在、約20ヘクタールにも及ぶ品川車両基地があるが、この車両基地の設備や車両留置箇所を見直すことで、13ヘクタールの土地を再開発用地として捻出。今後、まちづくりが進められていく。

新駅設置が発表されたことで、こうした周辺地域の再開発も今後、具体化していくと予想される。品川駅はリニアの始発駅となり、また羽田空港とのアクセスがよいことから、交通の拠点として重視されていくだろう。品川駅周辺には、京浜急行プリンスホテルを擁する西武ホールディングスなど、私鉄が保有する不動産も多い。各社の思惑をうまくすくい上げながら、まちづくりを進めることができるか。その輪の中心にいるJR東日本の腕前が試されそうだ。

この新駅は、私の事務所がある泉岳寺前から、目と鼻の先の近さで、それだけに注目しているのですが、徐々に明らかになっている構想は、単に新駅というだけでなく、それを核とした大規模な「新たな街」を目指すもので、おそらく、数年後には新駅周辺の風景は一変していることでしょう。今は、割と地味な、住宅や中小規模のビルが混在した泉岳寺駅周辺ですが、新駅、泉岳寺駅、品川駅がトライアングル状態になって、成田空港に行くにも羽田空港に行くにも便利な、大きな魅力や利便性を持ったエリアになる可能性が高そうです。実に楽しみですね。
私も、新駅や周辺の開発を、生きて見られるように、引き続き頑張りたいという気持ちが高まっています。