映画「レスティング・プレイス 安息の地」

下記のような経緯でコンビニで買った2本中の、これがもう1本ですが、ベトナム戦争中に戦死したアフリカ系アメリカ人の中尉の遺体が故郷に戻ったところ、白人専用の墓地への埋葬を拒否され、という出来事が端緒になり、戦死の真相が徐々に明らかになって、という、当時のアメリカ社会に根強く残る人種差別を背景とした、重いながらもサスペンス的な要素もあって、こちらもなかなか見応えがある作品でした。法律や建前が変わっても、人々の意識や社会の在り方がなかなかそこについていけていなかったアメリカ、それを克服するために努力する人々の姿が描かれていて、好感が持てる作品になっていました。
若い頃のモーガン・フリーマンが脇役で出ていて、最近の、年齢を重ねた重厚な姿、演技に見慣れている目には、こういう若い時もあったんだな(当たり前ですが)といった新鮮さがありました。
たまたまだと思いますが、コンビニで買った2本とも、私にとっては当たりでした。