マレーシア機墜落、犠牲者の遺体がオランダ到着−服喪の日

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140724-00000002-bloom_st-bus_all

現地時間午後4時少し前に、軍の輸送機2機がアイントホーフェン空港に到着。空港ではオランダ人犠牲者193人の遺族およそ1000人が、ウィレム・アレクサンダー国王やマキシマ王妃、ルッテ首相らとともに出迎えた。兵士が追悼のトランペットを演奏した後、1分間の黙とうがささげられた。オランダ各地の公共の建物ではこの日、半旗が掲げられる。 
遺族らが見守る中、遺体が納められたひつぎは一体ずつ霊柩車に運び込まれた。

この模様は、テレビニュースで見ましたが、厳粛に、かつ、犠牲者に対する礼を尽くしてとても丁寧に行われていて、感銘を受けました。オランダという国が、国を挙げて、人の命を何よりも大切に考えその犠牲を極めて深刻に考えていることが、強く伝わってきましたし、こういう国に生まれ育ち暮らしたいと思わせるものがありました。
オランダは、この事件を長く記憶にとどめるともに、犯人を決して許さず、徹底的に捜査し、できることはすべて、執拗にやり尽くすだろうと思いましたし、おそらく、ヨーロッパ諸国はそうしたオランダの姿勢、行動を強く支持し続けるでしょう。そこに、日本政府がどのような姿勢で臨むのかも、今後、日本国民として注目する必要があると私は考えています。
突然、絶たれてしまった多くの人生、希望でしたが、無念な気持ちをそのままに終わらせようとしない、多くの強力な動きが、徐々に大きくなることを、強く感じます。