<阪神大震災20年>心に刻み前へ…各地で追悼・慰霊の行事

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150117-00000080-mai-soci

阪神大震災から20年を迎えた被災地では17日、犠牲となった6434人を追悼する行事が各地で行われた。東日本大震災の被災者も参加し、遺族や市民らは二つの震災の犠牲者に心を寄せながら、教訓を次世代に継ぐ決意を新たにした。東京や東北、北海道など全国各地でも、慰霊や追悼の行事が営まれた。

あの地震が起きた時、当時は名古屋地検で勤務していて官舎で寝ていた私は、大きな揺れに目が覚めたことが思い出されます。名古屋でもかなり揺れました。その後、テレビで、徐々に、甚大な被害が発生していることが報じられて、これは大変なことが起きたと衝撃を受けたことも思い出されます。後日、神戸に住んでいた知人の体験を人づてに聞いたところ、周囲が大火災で炎上する中を家族で必死に逃げたなどの、聞いているだけで息をのむような事態が語られていて、20年経った今でも、受けた衝撃、印象には強く残っているものがあります。
神戸の街へ行くと、復興を遂げ美しい風景に癒やされる思いがしますが、失われたものの大きさをかみしめつつ、震災から得た教訓を今後に生かし、天災が起きても何とか人々が生き残れる(建物が壊れ物は失われても)、災害に強い、しぶとくタフな日本にしなければならないと改めて強く感じます。
被災された方々のご苦労や今なお残る悲しみに心からお見舞いを申し上げ、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。