新型『デミオ』のプロトタイプに乗ってわかった1.5Lディーゼルの実力

http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140724-00010003-biz_dime-nb

よく知られている通り、ヨーロッパでは小型車でも大型車でもディーゼルエンジンが主流を占めている。それが最も顕著なのはフランスで、なんと7割近くもの小型車がディーゼルエンジンを搭載している。ヨーロッパでは、軽油は日本のようにガソリンよりは安くはない。場合によっては高いこともある。それでも、ディーゼルが求められるのは元々の燃費の良さと巡航走行の場合に太いトルクを活かしての加速の強さ、エンジン回転をガソリンエンジンほど高く上げなくても済む運転しやすさなどが挙げられる。

話を『デミオディーゼル』に戻すと、1.5L4気筒のディーゼルエンジンは素晴らしかった。アイドリング段階からトルクが太く、力強くデミオを加速させていく。『アクセラ』や『アテンザ』の2.2Lディーゼルと同じようにアクセルペダルの踏み込みに対する反応が鋭い。開発時期が古いディーゼルエンジンとの違いが現れるのがこの点で、『デミオディーゼル』は右足の踏み込み通りに自在に力を出していく。

出張へ行くと、トヨタヴィッツをレンタカーで借りることがあるのですが、軽快できびきびとした走りが快適で、これがディーゼルであれば低速でのトルクが太くて、より俊敏に走るのではないかと、上記の記事を読んで感じました。
ガソリン高が続く中、こういった燃費の良い、かつ、よく走る車には、今後ますます注目が集まりよく売れるということになりそうですね。私も、次の愛車は、こういったクラスのものを大きく視野に入れています。