高度低下、管制官が注意=警報「緊迫と思わず」―ピーチ航空

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140430-00000157-jij-soci

格安航空会社(LCCピーチ・アビエーション機が沖縄県那覇空港付近で海面近くまで異常降下した問題で、同機を滑走路まで誘導していた航空管制官が、高度が低過ぎると気付き、無線で複数回注意を促していたことが30日、国土交通省への取材で分かった。

私は、社会に出て働くようになってから(平成元年に検事に任官してから)、丸25年経過し、その間に、自分のものを含め、いろいろと失敗例を間近で見てきましたが、その原因として、人間関係がうまくいっていなかったり、それが原因となってコミュニケーションがうまく取れなかった、ということが、結構あったという印象があります。そういう経験も踏まえ、今でも、他人に指示したり依頼するときには、明確に、曖昧さを排除するように心がけていて、また、伝わっていると即断するのではなく、おってのリマインドも、重要性に応じて行うようにはしています。
そういう目で上記のインシデントを見ると、航空管制官と機長との間のコミュニケーションに、大きな問題があったようで、その原因や再発防止策は徹底的に究明され講じられなければならないでしょう。
そんなことが起きるはずがない、はずがないことを引き起こすのが、ヒューマンエラーであり、コミュニケーションギャップであるということを、常に念頭に置き予防、改善を行う必要性を痛感します。