脱線のいすみ鉄道、運行再開は10月下旬目標 全線路安全確認へ 現場枕木「11月交換完了の予定だった」

脱線のいすみ鉄道、運行再開は10月下旬目標 全線路安全確認へ 現場枕木「11月交換完了の予定だった」 | 千葉日報オンライン

いすみ鉄道では2013年12月、大多喜町内の西畑―上総中野間で脱線が起きているが、古竹社長はその際の原因を「枕木が問題だった」と言及。今回も現状では「車両ではなく保線の問題と考えている」とし「(線路を支える)木製の枕木の劣化が影響したのかもしれない」との見方を示した。

過疎化する地方では、様々な社会のインフラを維持するだけのコストをかけることが困難になります。そういう中で、何を優先していくか、費用をかけられないものをどうするかということが、今後、ますます大きな問題となっていくでしょう。

かつての日本列島改造論で言われたのは、国土の均衡ある発展ということでした。しかし、少子高齢化が進んでいけば、そういう発展は困難になります。理想は理想として、人々の現実の生活をいかに維持していくか、そういうことを真剣に考え実行していく、厳しい時代に我々は身を置いていることを、千葉のような首都圏で起きた上記の事故を知って感じました。