北里大、会議にiPad導入 ペーパーレス化で作業負荷を軽減

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1302/12/news070.html

同大では、学部長会などの定期会議に向けて毎回200枚におよぶ会議資料を作成し、30人以上の参加者に配布していた。こうした資料の作成、配布、保管などが、資料準備に関わる職員の大きな業務負荷になっていたという。

iPadでの資料閲覧には、富士ゼロックスiOS向け業務用アプリ「モバイル統合アプリケーション for iOS」を活用。会議参加者が資料内にメモや下線を書き込めるほか、会議終了後にはDocuShare内の個人用フォルダにドラッグ&ドロップ操作でアップロードできるようにしたという。

これは便利そうですね。紙の資料も、多くなり、また、配布人数も増えると、相当な量になりますからプリント、コピーしたり綴じたりといった作業も手間取ります。また、配布された資料も、その後の管理が面倒です。こうしたシステムが構築されれば、そういった手間が省ける上、後に参照もしやすく、資料が生きてくるでしょう。こういう活用ができるのが、タブレットの大きなメリットだと思います。
私が所属する東京弁護士会でも、まずは、毎月数千名の会員に郵送で送っている会報を、こうしたシステムに変えて、印刷代、郵送代等の膨大な経費を節約すべきでしょう。最近、弁護士会の会費が高すぎるという批判が高まりつつありますが、そういった努力を積み重ねることで、経費節減でき、会費値下げも可能になってくるはずです。弁護士大激増時代におけるITの活用、ということも、喫緊の課題です。