薄汚れた画面…大河「平清盛」を兵庫知事が批判

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120110-OYT1T01017.htm

自宅で初回を見たという井戸知事は「うちのテレビがおかしくなったのかと思うような画面だった」と話し、色彩を抑えた映像手法などを批判。
時代考証は史実に忠実にするというのが方針と聞いているが、何も時代考証を学ぶために見るのではない」とし、「日宋貿易に象徴されるような、将来を先取りした人物像を正面に据えていただけるよう期待している」と注文を付けた。

私も、第1回を観ましたが、確かに、映し出される風景や人物が薄汚れてはいたものの、平安時代やそこに生きる武士や庶民というものが、リアルに感じられ、「うちのテレビがおかしくなったのかと思うような画面」といった、わけのわからない印象は受けなかったですね。平安時代の街や武士や庶民が、小奇麗であったら、そのほうがおかしいでしょう。
第1回では、平安末期の武士が、朝廷、貴族の下僕として位置づけられ虐げられ侮られていた様子がよく出ていて、そこから、栄耀栄華を極めるに至るまでが、今後、描かれることが予想でき、かなり期待をもって観ることができそうな予感がしました。
あれを見て、この程度の浅薄な感想しか持てない人物が知事を務める兵庫県の今後が心配です。