大河「平清盛」視聴率ワーストワン確実に テコ入れも不振の“理由”は

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2月以降は、色彩の明暗をくっきりさせるなど映像を改善。このほか、視聴者には馴染の薄い平安末期という時代や平家、源氏、朝廷の入り組んだ人間関係が複雑で分かりにくいとの指摘に対して、冒頭に歴史的背景や見どころを詳しく解説したり、相関図の表示、人物名のテロップを繰り返し流すなど対応。また、平安末期という時代を読み解く解説番組を別に放送するなど、テコ入れに励んできた。
さらに、番組の磯智明チーフプロデューサー自らが、放送と同時進行でツイッターで解説を行う試みを実施。ツイッターそのものは注目を集めたが、視聴率アップにはつながらなかった。

私は、日曜日の午後8時は、事務所でその週の「仕込み」をしていることが多く、今年の大河は、そういう状態で、「ながら見」することが多かったので、余計に感じたのかもしれませんが、内容がわかりにくかったですね。ストーリーが平板な感じで、登場人物が多くて人間関係がごちゃごちゃしている上、各シーンで、だらだらと引っ張るので(なぜこういう制作する側の自己陶酔的な演出をするのか理解に苦しみます)、見ていてうんざりすることが多かったと思います。それで、余計にながら見の状態が強くなって、ますます疎遠になるという悪循環でした。
何でもそうですが、ポイントを明確にして、メリハリをつけ、伝える相手がリズムよく受け入れられるようにしないと、うんざりされて飽きられてしまいうもので、今年の大河は、その意味で、典型的な悪い見本であった、という印象です。
これを教訓に、NHKには、公共放送の名の下に、視聴者から受信料を強制的に取り上げているということもよくかみしめて、視聴率が取れる、支持される大河ドラマを制作してほしいと思います。