http://digital.asahi.com/articles/TKY201204210140.html?ref=comkiji_txt_end
「時代になじみがない」（ＮＨＫの松本正之会長）ことも敬遠されたようだ。平家物語由来の「驕（おご）る平家は久しからず」の影響で、清盛は元々悪役の印象が強い。ＮＨＫは今回、貴族支配を打破して新時代を築いた人物としてあえて清盛を主役にしたが、「序盤の展開が複雑で、人間関係も入り組んでおり、武士の勇ましいサクセスストーリーを期待していた視聴者は『違うじゃないか』と思ったのかもしれない」とチーフプロデューサーの磯智明さん。
第1回を観たときは、おもしろいかな、と思ったのですが、その後、ごちゃごちゃとした細かいストーリーが、訳のわからない平安人が入り乱れて、延々と展開されるようになり、観る気が次第に失せて、今は辛うじて「ながら見」している状態です。画面が汚い、ということは、私は、特に気になりませんが、ストーリーが平板な上、毎回、小汚い、訳のわからない登場人物が走り回っているようなドラマでは、観てくれというのが無理な話で、今時、視聴率は取れないでしょう。
平安時代という、なじみの薄い時代を描くのに失敗した駄作、という評価を下すしかなく、もう終わっていると思います。
