肖像権

肖像権 改訂新版 (ユニ知的所有権ブックス No. 14)

前から出ていたものの改訂新版ですが、肖像権について、特にこの本のように具体例を豊富に盛り込んで書かれた本は、ありそうでないものなので、持っておくと、検討する際に参考になりとても便利です。改訂前のものを既に持っていたのですが、最新版も、早速、買い求めました。
書名は肖像権ですが、パブリシティ権についても解説され、具体例が紹介されていて、併せて便利です。
私が、こういった分野に関心を持ち勉強するようになったのは、ヤフー株式会社で、インターネット上での人格権に関わる紛争を取り扱うことが多かったからでしたが、今まで読んだ本の中では、

人格権法概説

も、人格権全般にわたりわかりやすく解説され今でも役立っており、今後、こういった分野について学んでみたいと思っている人は、上記の2冊（特に人格権法概説）を手元に置いて読んでみると良いのではないかと思います。