iモード向け「ドコモマーケット」開始――アプリ、音楽、電子書籍を配信

http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1011/08/news054.html

iモード向けドコモマーケットは「アプリストア」「MUSICストア」「BOOKストア」という3つのストアで構成される。利用の申し込みは不要で、ドコモマーケット自体は無料で利用できる。有料コンテンツはドコモポイントを使って購入できるのも特徴の1つだ。さらに、料金を支払ってドコモマーケットでコンテンツを購入した場合は、ドコモポイントが付与される。これは従来のマイメニュー登録や、iモード公式サイトからのコンテンツ購入時には適用されなかったことだ。

iモード向けの有料コンテンツは、これまで公式サイトから購入するのが基本だったが、iモード版ドコモマーケットではポータルサイトから手軽に購入できるようになる。こうしたコンテンツ購入の導線を増やし、さらにドコモポイントからの購入を可能にすることで、ドコモは「パケ・ホーダイ ダブル」の上限額まで利用していないミドル〜ライト層を中心に、ARPUの向上を目指す。

アップルが全世界のユーザー対象にやっていることを、iモードユーザーを対象に、ガラパゴス的にやろうということでしょうね。ドコモポイントが付いたり使える、といったメリットはありますが、要は、どこまで魅力的なコンテンツを提供できるかということでしょう。
ドコモとしては、培った顧客基盤のうち、スマートフォンへ移行する層には、SPモードを用意するなどしつつドコモのスマートフォンへ移行させ、ガラケーにとどまる層には、上記のような記事にあるサービスを提供するなどして他社への乗り換えを防ぎつつ囲い込むという戦略ではないかと推測されます。
アップル、グーグルが描く未来、ドコモが描く未来、いろいろな未来がありますが、人によりどの未来を選択するかは分れそうです。