村木厚子さんが開けた「パンドラの箱」(江川紹子・文藝春秋2010年11月号)

http://www.bunshun.co.jp/mag/bungeishunju/index.htm

私のコメントもちょっと登場していて、江川さんから1冊送っていただきました。ありがとうございました。
村木さん事件について、簡潔に経緯も紹介されていて、わかりやすく参考になります。
従来、地検特捜部が手掛ける事件は、その時代を反映したものであることが少なくなく、事件を契機に、人々の意識や制度が転換したということもあったように思いますが、この事件は、検察捜査自体の問題点を顕在化させ、大改革を行わざるを得ないところまで検察組織を追い詰めた点で、正に、時代を反映した、エポックメーキングな事件になったという気がします。