検事総長に笠間氏固まる 東京高検検事長 次長検事は小津氏

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101217-00000621-san-bus_all

東京地検特捜部長などを務め捜査現場からも信頼が厚い笠間氏の起用によって、検察組織の立て直しを図る狙いがある。

私は、平成7年から平成8年当時に、東京地検公安部に所属しつつ特捜部の応援に頻繁に駆り出されていましたが、その当時、笠間検事長が特捜部の副部長で、指揮、指導を受ける機会がありました。現場に精通し、性格も明るく積極的な「現場派」で、現在の難局に臨む検事総長としては最適という印象は受けます。
ただ、現場をよく知っているということは、それだけ刷り込まれた先入観も大きく、強くなりがちという危険性もある上、現在の危機的な状況の下、検事総長が優れていたとしても、笛吹けど踊らず状態になる可能性もあるでしょう。コントロール不能になりダッチロール状態に陥った航空機は、機長がいくら優れていても立て直すことは困難です。
まずは、お手並み拝見というところですが、個人的な心情としては、是非頑張って国家、国民のためになる成果を出していただきたい、という気はしています。