検事を痴漢で逮捕 さいたま地検 現行犯で警視庁 電車内、容疑認める

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009051502000062.html

検事は司法試験ではなく、検察事務官から副検事になり、さらに副検事から検事になる選考試験に合格して二〇〇三年に検事任官。〇八年四月からさいたま地検に勤務。現在は刑事部暴力係に所属している。

検事は痴漢事件の捜査も担当したことがある。「被害者の気持ちもよく分かる。申し訳ないことをした」と話したという。

いわゆる特任検事という人いがいて、上記のような試験に合格して検事になりますが、特任検事の選考試験は、司法試験並みに難しいと言われていて、任官した人にもなかなか優秀な人が多く、過去には検事正にまでなった人もいます。
児童買春やストーカー行為をする裁判官もいるくらいですから痴漢をする検事がいても不思議ではない、と言ってしまえばそれまでですが、何とも情けない不祥事ですね。
この人がそうかどうかはわかりませんが、こういった行為に及ぶ背景には、ストレスとか家庭内の問題など、何らかの問題が存在する場合も多く、検事だから悪いことをするはずがない、といった性善説に立っているだけでは駄目で、上司が、きめ細かくそれぞれの問題を把握しフォローする、ということが、やはり必要ではないかという
印象も受けます。