地方公務員共済のホテル、赤字穴埋めに巨額公金

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100613-00000011-yom-soci

組合が経営するホテルの赤字総額は04年度以降、毎年65億〜97億円。08年度は91か所のホテルのうち、黒字は2施設。赤字穴埋めのため、公費35億円と職員の共済積立金35億円の計70億円が76施設に投入された。

私も、元国家公務員なので国家公務員共済組合運営の宿泊施設には、出張の際などに宿泊したりしたことがありますが、たまに新しい施設があるものの、多くは老朽化して快適性が低くサービスも良くない上、最近は、民間の宿泊施設で、安くて快適というものが増えていることもあって、この種の施設を敢えて利用する人が日に日に減っているのではないかと思います。こういった宿泊施設というものは、客がいてもいなくても一定の人は配置しておく必要があり、そもそも儲からない業態なので、赤字を垂れ流し始めると、とめどなく垂れ流すことになりがちでしょう。
黒字に転換する見込みもないまま赤字を漫然と補填しておいて良いはずがなく、早期に抜本的な対策を講じるべきでしょうね。