トヨタ:59年ぶり最終赤字に 3月期、3500億円

http://mainichi.jp/select/biz/news/20090207ddm001020021000c.html

下方修正は08年11月6日、12月22日に次いで3回目。世界景気の後退で販売台数が急速に落ち込んだことが響く。売上高は12月予想比5000億円減の21兆円(前期比20・1%減)となる。営業損益は、過去最大だった前期の2兆2703億円の黒字から2兆7203億円も落ち込む。

確か、一昨年頃だったと思いますが、名古屋に用事があって名古屋市中心部にあるホテルに宿泊していて、夜、近くにある定食屋で食事してコンビニで買い物でもしようと思って外に出ようとすると、そのホテルでトヨタ関係のパーティでもあったのか、黒塗りのトヨタ車(レクサスも)が次々とホテルの正面へ到着していて、かなりの壮観でした。名古屋以外なら、こういった場面でトヨタ車、レクサスばかりということはないですが、やはりここは名古屋なんだな、と軽いカルチャーショックのようなものを感じたことが思い出されます。
そうした一種の帝国が築かれ、永遠に続くかと思われていたかもしれませんが、あの繁栄を誇ったローマ帝国も衰退し消滅したくらいですから、トヨタ帝国に落日の日が来ないはずもなく、その日は意外と早めにやってきたということなのかもしれません。
私は、車にお金をかけるほどの余裕はありませんが、見るのは好きで、「ヤフー自動車」のサイトなどを時々のぞいていますが、今、販売されている自動車は、無駄にハイスペック過ぎるものが多く、そういった無駄や過剰が高価格につながっていて、今後はそういった面も見直さないと、高性能で高価格の車を量産しても見向きもされず在庫の山、ということになってしまうでしょう。