「ペルリ時計」幕末来航の音よみがえる

http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20100523-OYT1T00110.htm

時計は、1854年にペリー艦隊からペリー艦隊の世話役だった下田奉行の役人に贈られたもので、横浜市港北区の無職但馬惟義さん(84)方に「ペルリ時計」として伝わっていた。但馬さんは、同資料館に「時計を動かしてほしい」と要望していた。
同資料館の依頼を受けた古時計愛好家の武田信雄さん(66)が内部のさびを落とし、長針を取り付けるなどして時計を修復。ぜんまいをまけば、振り子が左右に動いて「コチコチ……」という音を出し、毎時、時間に応じた回数の「ボンボン……」という音が響くようになった。

1945年(昭和20年)9月に、東京湾ミズーリ号艦上で降伏文書調印式が行われた際、艦上には、ペリー提督が日本に来た際に艦上で翻っていた星条旗が飾られていました。
単にぺリー来航を回顧するだけでなく、その後の現在に至るまでの日米関係、特に、現在の普天間問題でぎくしゃくする関係も考えながら、この時計の音を聞いてみたい気がします。
この時計が今後も見守る日米関係は、どういう方向で進んで行くのでしょうか。