恐竜絶滅 1回の小惑星衝突が原因 直径10〜15キロ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100305-00000004-maip-soci

チームによると、衝突した天体は直径10〜15キロの小惑星、衝突速度は秒速約20キロ、衝突時のエネルギーは広島型原爆の約10億倍、衝突地点付近の地震の規模はマグニチュード11以上、津波は高さ約300メートルと推定された。
衝突による放出物は世界約350地点で確認された。放出物は大量のちりとなり、太陽光がさえぎられて地球上が寒冷化。5〜30度の気温低下が約10年続き、海のプランクトンや植物が死滅、食物連鎖の上位にいた恐竜などが絶滅したと考えられるという。
この際、海底に生きる一部のプランクトンや、体が小さく食料が少なくてすんだ哺乳(ほにゅう)類は生き延び、後に多様化したとみられる。

すさまじい衝突ですが、これにより恐竜が絶滅した一方で、哺乳類は生き延びて多様化し、その中で人類が生まれて現在の我々へと至っているわけであり、進化の連鎖ということを考えると、この衝突がなければ、今の我々が今のままの姿では存在しなかった可能性が高いでしょう。そういうことも考えながら、悠久の歴史の遙か彼方に起きた、この出来事を考えると、感慨深いものがあります。