全国の警察、選挙違反の取締本部設置へ

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090721AT1G2103621072009.html

衆院解散を受け、都道府県警は22日、選挙違反の取締本部を一斉に設置する。警察庁も21日に取締対策室を設けた。同庁によると、20日までに全国で選挙違反の摘発はないが、軽微な違反で警告したのは1390件。解散前日までに13件だった2005年の前回衆院選より大幅に増えた。

検察庁でも、衆議院議員総選挙では取締本部が設置され、地方では次席検事の部屋の外に看板がかけてあったりしますね。選挙違反では、捜査とか調書作成上に、特有のルールや決まりごとがあって(例えば、投票の秘密を侵害してはいけないので、誰に投票したか聞いてはいけないし調書に盛り込んでもいけない、とか)、選挙違反の捜査が終わると、次第に記憶が曖昧になるので、選挙が近づくと、手持ちの資料を取り出し再確認していたことが思い出されます。
今回の総選挙では、与党、特に自民党の大敗が予想されていて、落選しそうな現職は追い詰められ必死になっているはずですから、最後の決め手はカネだ、ということで、イチかバチかでカネをうつような動きが出てくる可能性はありそうです。