検事の話し方、アナウンサーが指導 裁判員制度控え研修

http://www.asahi.com/national/update/0415/OSK200904150001.html

講師の女性フリーアナウンサーは、法廷での検事の印象について「偉そうに見えた」ときっぱり。はっきりと明るい声で抑揚をつけるなどコツを伝授した。
市民が参加する裁判員裁判では法廷でのやりとりが重視される。研修は今後も月2回ほど続ける。地検幹部は「厳しい指摘は覚悟しており助言に耳を傾けたい」。

時代の流れということを強く感じますね。わかりやすい、相手の信頼を得られる話し方というものは、口で言うのは簡単ですが、実際にやるのは難しいもので、私も、満足感をもって振り返ることができることは少なく、あの場面ではもっとこうすれば良かった、などと反省、悔悟しつつ振り返り思い出すことが多くあります。
検察官は、こうして税金を投入して充実した訓練が受けられますが、弁護士にはそういった組織的な訓練の機会がなく(日弁連が実施するようなものはありますが月2回続けるなど、とても無理です)、こういったところでも、「ミサイル対竹槍」状態になることが危惧されます。